東京都は9月1日から都内の旅行業者と連携し、東日本大震災で大きな被害を受けた岩手県、宮城県、福島県の復興を支援する「被災地応援ツアー」を実施する。これに関連して、ツアーを取り扱う旅行業者を募集していたが、19日までに約130社が決まった。企業規模は大手から中小までさまざまで、東京観光財団のホームページで一覧を掲載している。
「旅行者が観光で被災地を訪れ、宿泊や飲食、特産品を購入することなどで、被災地の経済活性化に貢献するのが目的」(観光部振興課)。
旅行業者が企画するツアーについて、都内在住・在勤・在学者は申し込み時に運転免許証など身分証明証書を提示すれば、1泊に付き3千円、最大2日分、6千円の割引が受けられる。
また、1泊を3県のいずれかに宿泊し、もう1泊を青森、茨城、栃木各県に宿泊する場合にも割引の対象となる。
来年2月末までの旅行が対象で、都では延べ5万泊の利用を見込んでいる。
旅行業者の中には受注型企画旅行や手配旅行のみのところもある。一覧は随時更新される。