東京都島しょ振興公社は、大島町(伊豆大島)と小笠原村で収穫されたレモンを使ったディフューザー(商品名・TOKYO ISLANDS LEMONリードディフューザー)=写真=を10月29日、数量限定で発売した。「二つのレモンオイルを掛け合わせた唯一無二の香り」(同公社)。
大島町、小笠原村で収穫される「御神火レモン」「小笠原レモン(島レモン)」を使用。御神火レモンは温暖で降水量の多い島の気候と、過去に繰り返してきた噴火による火山灰土壌、海からの潮風により実が通常より大きく、爽やかな酸味と強い香り、ジューシーな果肉が特徴だ。
小笠原レモンはまろやかな酸味と爽やかな香りが特徴。青いうちが食べ頃で、ジャムなどの加工品にも使われ人気が高い。これら品質の異なる二つのレモンを掛け合わせることで、エキゾチックで奥行きのある香りを生み出すという。
商品は300箱限定。東京・竹芝客船ターミナル内のアンテナショップ「東京愛らんど」とイベントでの限定販売。価格は税込みで2750円となっている。
東京都島しょ振興公社は、伊豆・小笠原諸島で生産される素材を使った特産品を民間事業者と共同で開発している。