東京都ホテル旅館生活衛生同業組合は11月1、2日、東京都立産業貿易センター浜松町館で「第55回ホテル・旅館生衛業フェア」を開いた。旅館・ホテルの経営に役立つ業務用商品、サービスを提供する企業など約30社が出展。来場した組合員の旅館・ホテル経営者らと熱心に商談した。
オープニングセレモニーで工藤哲夫理事長(ホテルかずさや)は「コロナ禍における制限が緩和され、(宿泊業界は)ようやく普通の商売ができるようになった。ただ、諸物価高騰、人手不足と、さまざまな問題も抱えている。本日出展の商社の皆さまから力を頂きたい」とあいさつ。
出展企業の一つでEV(電気自動車)充電器を扱うTerraMotorsの担当者は「充電器の有無が、お客さまが宿を選ぶ際の大きなポイントになる」と、自社商品の必要性を強調した。
オープニングのテープカット(右から3番目が工藤理事長)