東北観光推進機構(小縣正樹会長=JR東日本副会長)は3月14日、仙台市秋保温泉の「篝火の湯緑水亭」で第3期「フェニックス塾」の修了式を開いた=写真。旅行会社、旅館・ホテル、金融機関などから参加した40人の塾生が出席、10カ月間の学びを振り返った。
塾は地域の観光振興策を企画、立案する想像力と実践力を備えた人材の育成を目的に2016年度に開始。1~3期で合計111人が学んでいる。
塾長の小縣会長は「塾で重視しているのは異業種交流の中での人脈の構築と連携の強化。ケミストリー(人間関係の相性の良さや協調による効果)が最も大切だ。東北の強みを今後どのように発信するかが問われている。問題解決には『自信を持つこと』が重要。認知度を高めるため『オール東北』で頑張ろう」と呼び掛けた。
このほか来賓として東北運輸局の高田公生観光部長、山形空港ビルの佐藤正彦社長らが出席した。