東武トップツアーズは4月27日、首都圏外郭放水路(埼玉県春日部市)の利活用と春日部市を中心とした周辺地域の活性化を目指して、「首都圏外郭放水路利活用協議会」(会長=池貝浩・春日部市副市長)と連携協定を締結した。
世界最大級の地下放水路である首都圏外郭放水路は、治水事業に対する理解の浸透などを目的として見学会が開かれ、特に「地下神殿」と称される調圧水槽が注目を集めている。2月に設立された首都圏外郭放水路利活用協議会では、そのさらなる利活用に向けて取り組んでいる。
連携協定の締結により東武トップツアーズは、首都圏外郭放水路の民間開放による施設見学会などを実施するための基礎データ収集を目的とした社会実験の実施をはじめ、調圧水槽などの施設を利活用したインフラツーリズムの拡大や地域活性化を進めていく。