新型インフルエンザが猛威をふるい感染症の話題をさらっている。その中で、国内のレジオネラ属菌による感染者数や死者数は2000年の騒動から一度は低下したものの、ここ数年は再び増加傾向にある、と国立感染症研究所は報告している。
レジオネラ対策が叫ばれ始めた頃から、浴槽のレジオネラ対策商品として販売されている配管洗浄剤「スパレジオ」。販売元の東西化学産業では、そのスパレジオの商品構成とバリエーションを見直し、このほど新商品として発売した。
新しいスパレジオは、二酸化塩素による洗浄剤に加え、次亜臭素酸と過酸化水素水による洗浄剤をそれぞれ選択できるようにした。
従来の「スパレジオパック(二酸化塩素方式)」は、「スパレジオNewパック」となり、従来品に比べ洗浄成分の濃度を上げ、「さらに信頼性が高まった」(同社)。
次亜臭素酸方式は「スパレジオNewパックH」。pH(ペーハー)の高い浴槽水(アルカリ温泉など)でも使えるようにした。
過酸化水素方式は「スパレジオNV」に。一般工業薬品である過酸化水素水に比べて、5分の1以下の使用量で同等の剥離効果が期待できるという。
今回の見直しに関して同社では、「洗浄の種類やさまざまな水質にも対応できることで、幅広いユーザーニーズにこたえられる」としている。
この件についての問い合わせ先は、東西化学産業本社・大阪ソリューション営業部(TEL06・6947・5511)、または営業本部・東京ソリューション営業部(TEL03・5566・0601)。
新しくなったスパレジオ