
oriconME(東京都港区)は1日、「2019年 格安ホテル比較サイト」調査の実施結果を発表した。同テーマで調査するのは初めて。四つの評価項目の全てでトラベルコ(オープンドア)がトップとなり総合1位となった。
調査は、複数の旅行予約サイトの商品情報を横断的に検索、比較ができるサイトのうち、宿泊施設の情報を取り扱うサービスについて、実際の利用者(過去1年以内に、旅行情報比較サイトで、宿泊施設の情報を検索、比較した人)にアンケートを実施。満足度の評価項目として「サイトの見やすさ」「検索のしやすさ」「検査結果」「比較のしやすさ」を設定した。
同調査では、全ての部門でトラベルコが1位を獲得。利用者からは「一目でホテルの料金比較ができて便利。条件の指定ができホテルが見つけやすい」「どこの予約サイトが安いか比較して選べた。付与されるポイントまで鑑みて決められた」との意見があった。
調査結果は次の通り。
■総合ランキング
1位・トラベルコ▽2位・フォートラベル▽3位・LINEトラベルjp▽4位・スカイスキャナー▽5位・トリバゴ▽6位・トリップアドバイザー
■サイトの見やすさ
1位・トラベルコ▽2位フォートラベル▽3位LINEトラベルjp
■検索のしやすさ
1位・トラベルコ▽2位・LINEトラベルjp▽3位フォートラベル
■検索結果
1位・トラベルコ▽2位・フォートラベル▽3位・スカイスキャナー
■比較のしやすさ
1位・トラベルコ▽2位・フォートラベル▽3位・LINEトラベルjp
同社は調査結果から、「旅行規模は、今後も拡大すると予測されている。特にOTAが市場をけん引しており、OTAに限らず大手旅行代理店もネット予約に積極的に対応し、業界全体の競争は今後ますます激化する」とコメントしている。