JR西日本や阪急電鉄、阪神電鉄などで構成される梅田地区エリアマネジメント実践連絡会による「梅田ゆかた祭」が21、22の両日、JR大阪駅周辺の大阪梅田地区で開催された=写真。浴衣姿の多くの観光客や買い物客でにぎわった。
同協議会は、大阪ステーションシティなど商業施設の開業が進む梅田地区のにぎわいを創出していくことを目的にイベントを実施している。
今年は、昨年の大阪駅の新駅ビルである大阪ステーションシティ開業で、多くの買い物客や観光客が訪れるようになった同地区で、新たにゆかた祭を開催。夏の風物詩として定着を目指す。
ゆかた祭では、JR西日本や阪急、阪神の同地区のそれぞれの駅周辺の商業施設に会場を設け、音楽コンサートなどが行われるステージ、ドリンク提供コーナーなどを設置。また3会場を巡るスタンプラリーも実施した。浴衣を着た来場者にはソフトドリンクの無料提供やアルコール飲料の半額販売が行われた。
メーンイベントは3会場同時に行った「梅田打ち水大作戦」。エコ活動として注目される打ち水を地元や来場者から参加者を募って実施。使用する水もエコを意識して、JR大阪駅ホーム上のドーム屋根に降った雨水などを再処理した中水を利用した。