森ビル(東京都港区)は6日、建設を進めていた「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」(同)を開業した。
同タワーは、地下鉄や幹線道路など交通インフラと一体で再開発された超高層複合ビルで、高さ約266メートル、地上49階建て。最上部には日本一の高さを誇るプールや、レストランが位置する。商業施設には約70店舗が入居する。
完成に伴い、開放的な駅前広場「ステーションアトリウム」や、桜田通り上にかかる幅員20メートルの歩行者デッキ「T―デッキ」が整備され、エリア全体の回遊性向上とにぎわい創出に寄与する。
今回のステーションタワー開業により、4棟の超高層ビルからなる「虎ノ門ヒルズ」が完成した。
リボンカッティングの様子