楽天、民泊向けにIoTサービス


平井氏(右)と舘林氏

 楽天グループの通信会社、楽天コミュニケーションズ(平井康文会長兼社長)は1日、民泊事業者向けの運用支援サービス「mister suite(ミスタースイート)」を提供するSQUEEZE(舘林真一社長)と民泊向けIoTサービス「あんしんステイIoT」を共同開発し、同日からサービス提供を始めたと発表した。

 あんしんステイIoTでは、「本人確認用タブレット」「スマートロック」「騒音センサー」などのIoT機器を有償提供。鍵管理、宿泊者名簿作成、本人確認、宿泊者サポート、騒音検知、チェックアウト等の宿泊事業に関わる運用業務の大幅な効率化を目指す。

 平井氏は「本年度中に数千部屋分の契約を獲得したい」と意気込んだ。

 楽天グループでは、楽天ライフルステイが6月に民泊サイト「Vacation Stay(仮称)」の開設を予定。楽天が、民泊・簡易宿所向けのブランディング・運用代行サービス「Rakuten STAY」を開始している。あんしんステイIoTをRakuten STAYの提供メニューに組み込むことも今後検討するという。

 
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