楽天が7日発表した09年度第2四半期(4〜6月)決算は、純利益が前年同期比138.7%増の128億円だった。売上高は同17.9%増の734億円、営業利益は同23.1%増の136億円、経常利益は同27.8%増の132億円。
このうち、楽天トラベルを中核とするトラベル事業は、一般旅行会社の取扱額に相当する流通総額が同16.7%増の753億円と高成長を維持した。
売上高は同14.2%増の43億1千万円で、営業利益は同22.6%増の17億4200万円。予約泊数は同9%増の739万2千泊。
レジャー需要が好調でトラベル事業全体の業績をけん引した。ANAと組んで展開中の国内旅行ダイナミックパッケージで「昨年と比べて特に北海道、沖縄の伸びが大きかった」(岡武公士楽天トラベル社長)という。