楽天グループは2~6日の5日間、入場料無料のビジネス・体験イベント「楽天オプティミズム」をパシフィコ横浜で4年ぶりにリアル開催した。
同イベントは、楽天グループのビジネスリーダーに加え、世界中から第一線で活躍するスピーカーが集結する「ビジネスカンファレンス」と、最新テクノロジーや楽天エコシステムを体感でき、「楽天市場」の出店店舗や自治体のグルメも楽しめる体験イベント「フューチャーフェスティバル」の2種類のコンテンツで構成。3日のビジネスカンファレンスでのトラベルセッション「旅行業界のダイバーシティ推進に向けて」では、楽天トラベル&モビリティ事業長の髙野芳行氏が宇宙飛行士の野口聡一氏を招き、壇上でトークセッションを展開した。
野口氏は多様性について、「多様性は目的ではなく手段。時代の変化に対応するための一つの解決策として多様性がある。現在のビジネスモデルがそのまま10年後も通用するなら多様性は必要ない。ただ、市場や客層や自分たちの組織そのものに変化があり、複雑性や曖昧性が増していく現代では、多様性は強みになる」と指摘した。
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