楽天トラベルは12日、旅館ホテルに対する事前決済代金などの送金をいままでより1週間早めると発表した。 新型コロナ対応の影響で、既存予約のキャンセルと新規予約受注減に苦しむ宿泊施設を金融面から支援する。
旅行予約サービス「楽天トラベル」( http://travel.rakuten.co.jp )は、旅行者の事前決済代金などを含む旅行代金について、国内の登録宿泊施設に向けた送金を通常より1週間早める臨時対応を2020年3月送金分から実施します。
本対応は、新型コロナウイルス感染症の影響で一時的な業績の悪化が懸念される宿泊施設からの声を受けて、各施設のキャッシュフロー改善を目的に実施するものです。対象となる送金内容には、「楽天トラベル」で予約した宿泊とツアーに関わる事前決済代金、「楽天ポイント」利用額、割引クーポン利用額が含まれます。なお、対応終了時期は未定です。
■実施概要
実施内容: 宿泊施設に向けた毎月の旅行代金等の送金を、通常の「旅行当月末締め、翌月25日払い」から「旅行当月末締め、翌月18日払い」に早める臨時対応を実施
※送金日が休日の場合は翌営業日に送金
対象施設: 「楽天トラベル」の国内登録宿泊施設
送金内容: 宿泊とツアーの事前決済代金、「楽天ポイント」利用額、割引クーポン利用額等
対象期間: 2020年3月18日(水)~終了時期未定