楽天は1日、同社が展開するインターネットサービスのうち、「楽天市場」「楽天トラベル」「インフォシーク」「楽天ブックス」の主要4サービスについて年間の売れ筋や検索数などに関するランキングをまとめた。このうちトラベルについては今年下半期の人気温泉地ランキングを発表。1位は神奈川・箱根温泉で、3年連続で上・下半期とも1位となった。「高速バスや電車により、都心からのアクセスが良い温泉地が人気を集めた」(同社)。
ランキングは、7月1日〜11月15日の宿泊実績と、サービスや立地、食事などについて利用者が回答する「お客さまの声」を元に集計した。
1位を維持した箱根温泉は首都圏からのアクセスの良さが人気を集め、宿泊実績では前年同期比50%増と大きく伸ばした。2位に静岡・伊東温泉、3位に栃木・鬼怒川温泉が入ったことについて楽天は、「ガソリン価格の高騰などで電車で訪れる利用者が多かったことを反映した結果ではないか」と分析する。
また新たに、北海道・湯の川温泉が16位から4位に、山梨・河口湖温泉が12位から9位に順位を上げトップ10入りした。
上半期トップ10の定山渓は12位、伊豆長岡は13位に順位を下げた。