楽天トラベルは10月22日、全国の宿泊施設が自慢の朝ごはんを競い合う「朝ごはんフェスティバル2019」の決勝戦を東京都内で開いた。同フェスティバルは2010年から毎年開催し、今年で10回目。優勝には、新潟県の「あてま温泉 当間高原リゾート ベルナティオ」を選出した。
全国約1300軒のエントリーの中から、一般ユーザーによるウェブ投票と楽天トラベルに寄せられた宿泊者の食事評価により予選を勝ち抜いたベスト8が会場に集結。各宿泊施設のシェフが朝ごはんを腕によりをかけて調理。「味覚」「表現力」「地域性」「朝ごはんらしさ」の4項目を、審査員、インフルエンサー、一般ユーザー約1300人が実食審査した。
審査員は、「神田川本店」店主で全日本調理師協会名誉会長の神田川俊郎氏、料理研究家の浜内千波氏、楽天副社長執行役員コマースカンパニープレジデントの武田和徳氏、インフルエンサーのMAYOさん、HARUYOさんらが務めた。
優勝したベルナティオの料理長は、「新潟県の雪と着物の町、十日町市から参加した。今回で3回目の挑戦。初回は新潟県で2位、昨年は新潟県で優勝したが、セカンドステージで敗退した。新潟県にはおいしい食材がそろっている。朝からほっとしていただける献立、十日町を感じていただける朝ごはんをこれからも提供していきたい」と優勝の喜びを表した。
決勝戦の結果は次の通り。
優勝「茸出汁(だし)と蟹(かに)振袖を纏(まと)った焼きおにぎり」(新潟県・あてま温泉 当間高原リゾート ベルナティオ)▽シェフ・料理家賞「島の鯛(たい)と玉ねぎのウニフィーユ鍋スープ」(兵庫県・淡路島洲本温泉 海月舘)▽フォトジェニック賞「野菜スープ南瓜(かぼちゃ)フラン 栃木テロワール」(栃木県・那須温泉 ホテルエピナール那須)▽郷土賞「ウツボと旬野菜の土佐茶漬け」(高知県・サウスブリーズホテル)▽旅先で食べたい朝ごはん賞「茸出汁と蟹振袖を纏った焼きおにぎり」(新潟県・あてま温泉 当間高原リゾート ベルナティオ)※優勝とダブル受賞。
審査結果発表後の集合写真
優勝した「当間高原リゾート ベルナティオ」の朝ごはん