楽天グループの民泊事業会社である楽天LIFULL STAYは4月7日、集合住宅型の宿泊施設「Rakuten STAY CONDOMINIUM」の第1号店となる「Rakuten STAY CONDOMINIUM 東心斎橋」(大阪市中央区)をオープンした。中長期の滞在ニーズに対応する。
Rakuten STAY CONDOMINIUMは、楽天LIFULL STAYが物件オーナー向けに宿泊施設の開発から施工、運用までを一括代行するサービス「Rakuten STAY」の新ブランドで、集合住宅型の宿泊施設として新たに展開する。
客室には、調理器具、冷蔵庫、電子レンジを備えたキッチンと洗濯乾燥機を完備。「家で暮らすような感覚で施設に滞在できる」と同社。また、宿泊者が安全に過ごせるためのサービスを充実化。楽天コミュニケーションズが提供する「あんしんステイIoT」「スマートロック」を導入した。共用エントランスに設置したタブレット端末で無人チェックイン、チェックアウトや、電気錠システムで部屋の入退室が可能なほか、24時間365日警備会社の緊急駆け付けを受けられる防犯システムにも対応している。
宿泊施設は8階建て、全35室。大阪市の特区民泊制度が適用され、2泊3日から滞在が可能だ。
客室