12月19~20日、横浜市のパシフィコ横浜ノースで「お城EXPO2020」が開かれる。城郭文化の振興と発展、城ファンとの交流が目的で、今回で5回目。観光庁や日本政府観光局(JNTO)などが後援している。
同EXPOは、日本各地の城を有する自治体や城グッズを販売する企業・団体が出展するほか、各地の城情報や、城にまつわるさまざまな展示、ゲストのトークショーなどがある日本最大級の城のイベント。昨年は2日間で約1万8千人の来場があった。
20日には、城好きとして知られる落語家の春風亭昇太さんがトークショーに登場。また、NHK大河ドラマ「麒麟がくる」で時代考証を担当する日本城郭協会の小和田哲男理事長をはじめとする、城のスペシャリストたちによる講演プログラムも計画されている。
千葉県の城関係の自治体・団体として初めて参加するのが多古町の多古城郭保存活用会。中世戦国期の山城が30以上も存在する全国有数の山城の町で、昨年、有志らを中心に結成された団体だ。
現在、「日本一の御城印の町」を目指すプロジェクトに取り組んでおり、同EXPOでその一端を披露する予定。