横浜市や経団連、横浜商工会議所は6日、2027年の開催を目指す「国際園芸博覧会(花博)」の推進委員会を経団連会館で立ち上げた。会長には経団連の中西宏明会長が就任。博覧会の開催組織の設立準備や全国的な機運醸成を目的に、官民が連携して事業を支える。
同博覧会のメインテーマは「幸せを創る明日の風景 Scenery of The Future for Happiness」。2015年に返還された米軍施設、上瀬谷通信施設(同市旭区、瀬谷区)の跡地で、2027年3月から9月まで開催予定。会場規模は80~100ヘクタールを想定し、来場者は1500万人以上を見込む。
会長代行に就任した林文子横浜市長は、「上瀬谷の地はまさに平和の象徴。咲き誇る花と緑に癒やされ、農の収穫と食の豊かさを多くの来場者に体感していただきたい」とあいさつした。
横浜市の花であるバラをモチーフにしたロゴマークも発表