横浜・八景島シーパラダイス 「海の動物たちのショー」をリニューアル


演出設備新装、コラボ企画も

 日本最大級の水族館を擁する横浜・八景島シーパラダイス(横浜市金沢区)は今月10日、開業以来長らく人気を博してきたショーイベント「海の動物たちのショー」を「Animal Life Live!」としてリニューアルする。スタジアム内の設備を新装し、海の生物が躍動する空間をライブ感満載で体感できるようになるほか、数々のリニューアルイベントも実施する。

 同園は1993年に開業した、海をテーマにしたアミューズメントパーク。日本最大級の水族館や多種多様なアトラクション、ショッピングストアが島内で一体となっている。無料で入島でき、さまざまなコンテンツを自由な方法で楽しめる。

 同園は今年3月にリニューアル企画の第1弾としてスタジアム内の座席リニューアルを完了している=写真。今回はその第2弾として演出用の各設備をリニューアルする。天井から360度さまざまな動きで降り注ぐ水のアートを演出する噴水設備「ウォータースイング」や、会場全体を色鮮やかに演出する照明設備、照明効果を引き立たせるスモークマシンなどを導入。新設した各設備で”ライブ空間”のような雰囲気を醸成し、生き物たちの本来の能力や魅力を知る機会を提供する。日中公演と夜間公演でそれぞれ別の演出を行い、生き物の躍動感や幻想的な海を表現できる。

 今回のリニューアルに合わせ、同園では今月10日から9月30日まで「WATER&MUSIC FES.supported by ナタリー」を開催。ハスキーボイスと独自の表現力が人気のアーティスト「アイナ・ジ・エンド」とのコラボイベントを実施する。

 これに加え、生き物と人との間の仕切りを取り除いた“ふれあい体験”ができる施設「ふれあいラグーン」では、同園ならではの夏イベント「WATERコンテンツ」も実施。バンドウイルカ、オタリアからの水しぶきの演出や、暑さが和らぐ夕暮れ時にちょうちんに彩られたパレードルートをペンギンが歩く「ケープペンギンの夕涼みパレード」を楽しめる。

 さらに「MUSICコンテンツ」も用意。音と光のライブエンターテイメント花火ショー「花火シンフォニア」を実施するほか、島内で流れているBGMも特別アレンジを実施。ポップカルチャー専門のWebメディア『ナタリー』の音楽編集部がセレクトし、島内全体を夏フェスに見立て、園内を盛り上げる。

 同園では、今回のイベント開始日の7月10日から料金改定も実施。園内四つの水族館を楽しめる「アクアリゾーツパス」は、大人・高校生3500円、シニア(65歳以上)3千円、小中学生2200円、幼児(4歳以上)1200円に変更。水族館・アトラクションすべてを一日中楽しめる「ワンデーパス」は、大人・高校生5700円、シニア4100円、小中学生4100円、幼児2400円に変更する(一部開園日は料金変動有り)。

 
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