横浜市と横浜観光コンベンション・ビューローは5日、ムスリム(イスラム教徒)旅行者を対象に、市内の観光情報を紹介するホームページ(HP)を横浜観光情報公式サイト(英語版)内に開設した。同時に市内在住の留学生らが横浜観光に役立つフェイスブックページ「Yokohama Muslim Advisors」の公開も始めた。市観光振興課によると、ムスリム旅行者に特化した観光HPとSNS(交流サイト)開設は国内で初めて。
ムスリム旅行者向けHPでは、市内在住のムスリムが市内の観光施設やレストランを紹介する。豚やアルコールが含まれず、戒律にのっとった製品を販売するハラールショップ、イスラム教の礼拝施設のモスクといったムスリムならではの施設も紹介している。今後は掲載件数を増やしていくとともに、お薦めの観光ルートも紹介する。
フェイスブックは、市内在住のムスリム留学生らが「ムスリムアドバイザー」として、横浜観光に役立つ情報を発信する。
HPのURLはhttp://www.welcome.city.yokohama.jp/eng/travel/muslim/。フェイスブックページはhttps://www.facebook.com/YokohamaMuslimAdvisors。