2024年度に正社員の採用予定がある企業割合は、51の業種別で旅館・ホテルが80.0%と最も高いことが帝国データバンクの調査で分かった。非正社員の採用予定がある企業割合も旅館・ホテルは飲食店に続く2位、84.2%と高い数字となっている。
調査は2月15~29日、全国の企業2万7443社に行い、1万1267社から有効回答を得た。
2024年度(24年4月~25年3月入社)の正社員の採用状況を尋ねたところ、「採用予定がある」企業割合は61.5%と、前回調査(23年2月)から1.5ポイント低下。3年連続で6割を超えたものの、3年ぶりに前年の数字を下回った。
採用予定がある企業割合が高い業種は、1位が旅館・ホテルで80.0%と8割を占めた。このうち採用人数が「増加」と「変わらない」が同率の31.6%、「減少」が16.8%(いずれも見込みを含む)。
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