長野広域観光のハブに
池の平ホテル&リゾーツ(長野県茅野市、矢島義拡社長)は4月21日、白樺リゾート池の平ファミリーランドの白樺リゾート池の平ゲートとリニューアルされた「くるくるの国」のオープン記念式典を同ゲート前で開催した。開業50周年を記念し、白樺エリアの観光の顔として新たな施設をオープンした。
式典の冒頭、矢島社長は「50年間、多くの人に来ていただいた。関係する全ての人に感謝したい。観光地域として育ち、苦しい時代も経験した。50周年を迎え、当社として何ができるかを改めて考えて形にした。与えられた自然環境に甘えず、ビーナスラインのハブとして、お客さまに楽しい時間を過ごしてもらえるように取り組んでいきたい」とあいさつした。
来賓として立科町の米村匡人町長は「未来に夢をつなぎ新たなスタートを切り、ファミリーから国内外のお客さまにも広く未来永劫愛される観光地となってほしい」と激励した。茅野市の柳平千代一市長は「ビーナスラインの素晴らしい広域観光の拠点が白樺湖。そこに新たな観光の拠点ができた。通過するだけでなく、とどまってもらえるように共に取り組んでいきたい」と述べた。
同ゲートは、白樺湖の玄関口として整備。自然との調和をコンセプトにした建物で、中には大手コンビニエンスストアであるローソンが店舗内に旅行案内所や名産品の直売所、住民と観光客が交流できるサロンスペースを設ける日本初のリゾート滞在拠点機能併設型店舗(リゾートローソン)「ローソンビーナスライン白樺湖店」をオープンした。また、屋上の展望デッキからは白樺湖が一望できる。
くるくるの国は、これまであった滑り台やトランポリンなど大型遊具を撤去し、新エリア「シラカバウッドビレッジ」として整備。どんぐり型の回転ブランコ「ヒッポのどんぐりハウス」とトロッコ型のコースター「シラカバウッドコースター」、蓼科山の湧水を使い水遊びや魚釣りなどで楽しめる「川ちゃぷ広場」を設けた。
矢島社長
「くるくるの国」がリニューアルオープン