沖縄県糸満市の糸満小学校4年生授業で6日、県内で初めて、沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB)制作の教材本「めんそ〜れ沖縄観光学習」を活用した、沖縄観光に関する授業をスタートした。全8回のプログラムで、同小学校教諭のほか、OCVB職員、市職員らも講師として参加した=写真。
内容は、観光の定義(国や県の観光施策の説明)、市の観光資源調査、観光案内パンフレットの製作など。子どもたちが、県における観光の重要性を理解し、考え、県民全体のおもてなしの向上へとつながることが期待されている。
OCVBでは、制作教材本を県の「観光産業魅力向上事業」の一環として作成。8月1日の「観光の日」に1万8千冊を県教育長に贈呈していた。「今後も観光授業の学校現場での普及を期待している」とOCVBは話している。