沖縄県と沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB)は1月28日、東京都港区のグランドプリンスホテル新高輪で「沖縄リゾートEXPOinTOKYO」を開催した。昨年まで「沖縄観光&MICEコンテンツフェア」としていた催事名を一新。観光関連団体や宿泊施設、観光施設、MICE施設など81事業社が出展し、新たな需要喚起を目的に活発な商談を行った。
参加者数は過去最高の約1200人だった。
開会式では沖縄県の翁長雄志知事があいさつを行った。「那覇空港の新国際ターミナルや那覇港クルーズ船ターミナルの供用開始など、官民一体のプロモーションが成功し、観光客が順調に増加している」とし、参加者らに感謝の意を述べた。
今年は新たなホテルやエンターテイメント施設などが次々にオープンする。翁長知事は特に4月にオープンする本格的リゾートモール「イオンモール沖縄ライカム」の開業に期待を寄せて、「県民、本土からの観光客、海外からの観光客が交流して一緒に楽しんでもらえる。アジアの成長著しいダイミズムの迫力を感じてもらえる」と語った。
2014年の観光客数は705万6千人で過去最高に達し、訪日外国人観光客は89万人を超えた。翁長知事は「今年は100万人に達する」と強調した。
あいさつする翁長知事