沖縄県と沖縄観光コンベンションビューローは、MICEの誘致と開催を推進する施策の一環として、中国の北京と上海で「沖縄インセンティブセミナー」を開催した。航空路線の中国便の就航などを踏まえ、沖縄でのインセンティブツアーをPRした。
北京路線では、2011年7月末に就航した海南航空に加え、今年に入り中国国際航空による北京〜沖縄間の定期便が就航。上海路線では既存便である中国東方航空による上海〜沖縄間の毎日運航が予定されている。航空便の拡充でインセンティブツアー開催の機運が高まっている。
北京会場は、2月15日にソフィテルワンダ北京で開催。日本への送客実績を持つ大手MICE取扱旅行社、中旅国際会議展覧有限公司(CTSMICE社)とのタイアップで実施された。セミナーには、CTS MICE社の顧客や北京市内メディアが参加した。第2部では沖縄のインセンティブパーティーの模擬体験会として、会場を装飾し、伝統舞踊、エイサーの演舞を披露した。
上海会場は2月17日にジンジャン・タワー・ホテルで開催。CTS MICE上海支社と国旅集団新上海国際旅行社(CITS上海)、上海東湖国際旅行社の3社とタイアップして実施した。北京会場と同様に、3社の顧客とメディアに対し、沖縄の魅力をアピールするとともに、インセンティブパーティーの模擬体験を行った。
上海で開催されたセミナー