沖縄県が発表した2023年度の入域観光客数は、前年度比25.9%増の853万2600人だった。全国旅行支援などの需要喚起策や修学旅行の回復、FIBA(国際バスケットボール連盟)バスケットボールW杯の沖縄開催などの影響が奏功した。
国内観光客は同10.6%増の726万9100人で、過去最多を記録。新型コロナ拡大前の18年度比でも3.8%増となっている。
24年度については、「コロナ禍を経て高揚した旅行マインドがいったん落ち着くことが見込まれるものの、デフバレーボール世界選手権大会や沖縄空手少年少女世界大会などの大型イベントの開催や、複数のフライ&クルーズが予定されていることから、堅調に推移する」(観光政策課)とみている。
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