浜松・浜名湖ツーリズムビューロー(静岡県浜松市)の一行が3月23日、東京の観光経済新聞社を訪問し、21日に始まった「浜名湖花フェスタ2023」をPRした。フェスタは6月11日までの83日間、はままつフラワーパーク(浜松市西区)と浜名湖ガーデンパーク(同)を主会場に、市内15カ所で開催する。
はままつフラワーパークは1300本の桜や50万球のチューリップが咲き、3~4月の桜と5~6月の藤の開花時期にはライトアップも実施。
浜名湖ガーデンパークは東京ドーム12個分の敷地内に展開。春はネモフィラが見頃を迎え、5月中旬はバラのアーチの通り抜けを実施する。
会場を格安料金で回れるデジタルチケットや、各会場に置かれたスタンプを押印できる「集印帳」を販売。スタンプを三つ集めた人にパークのペア入場券などが当たるラリーも実施している。
浜松市はNHK大河ドラマ「どうする家康」の舞台となり、市内に大河ドラマ館がオープンするなど注目を集める。来年春にも、04年に開催された「浜名湖花博」の20周年記念事業が予定される。
フェスタの今年の来場目標はコロナ禍前の19年と同水準のおよそ115万人。同ビューローの女性情報発信チーム「海の湖HAMANAジェンヌ」の溝垣杏奈さんは「今は桜とチューリップ、その後はネモフィラ、藤、バラが見頃になります。どのタイミングで来ても美しい花が楽しめます」とイベントをアピールした。
「海の湖HAMANAジェンヌ」の溝垣さん