新客室棟にラウンジ創出
モアレリゾート(三重県志摩市)が運営する汀渚(ていしょ)ばさら邸(賢島温泉)は、海に面する新客室棟「漣(さざなみ)のはなれ」1階のピロティを共用ラウンジとして整備し、5月に開業した。海辺エリアの商品力を高め、さらなる誘客を図る。
同館は昨年7月、漣のはなれにスイートルーム「天月」「星見」の2室を開業し、遊歩道や周辺環境を整備するなど、海辺の立地を生かした滞在空間づくりに注力してきた。今回の改装では、同棟1階のピロティ部分にカウンターテーブルを設置し、フリードリンクコーナーを導入して、海を眺めながら過ごせるラウンジを創出。小さな厨房やパントリーを併設し、20から30人規模の立食パーティーやグループの食事会場としての利用にも対応する。同ラウンジは、漣のはなれの宿泊者以外も利用可能。
同館は来年に開業15周年を迎えるに当たり、会員向けのサービスや情報発信を強化している。今年7月には会員限定の創業祭を実施予定。
総合企画はリョケン。
海に面したラウンジ