静岡県の沼津市商工会戸田(へだ)支所は、「深海魚料理カレンダー2018~西伊豆戸田のお宝・駿河湾の恵み~」を5千部作製し、地元の旅館や料理店など23カ所で利用客向けに配布している。名物である深海魚料理を地域誘客、リピーター獲得の目玉にしようという戦略だ。
カレンダーの上部には、手長エビのお造り、ユメカサゴの煮つけ、メギスの刺身、タカアシガニの蒸しあげなどの写真を配置。「食べられる深海魚」をアピールしている。
駿河湾で深海魚を獲っている漁船は10隻。そのうち8隻は戸田港の船だ。戸田観光協会ではホームページ(http://www.deep-heda.com/)で「深海魚の聖地」をPR。漁港で年3回行っている深海魚の撮影会には、毎回約200人の深海魚ファンが参加する。