東京都渋谷区で18日、南九州最大の祭りといわれる鹿児島の「おはら祭り」が開かれた。NPO渋谷・鹿児島文化等交流促進協議会が「渋谷・鹿児島おはら祭」として開いたもので、今年で11回目。「おはら節」などに合わせ、約2千人が踊った=写真。
踊り手たちは、54の「踊り連」と呼ばれるチームに分かれ、色鮮やかな衣装をまとって踊り、道玄坂通りなどを練り歩いた。放映中のNHK大河ドラマ「篤姫」にちなみ、篤姫に扮した女性らをはじめとする武者行列も行われた。
開会式では森博幸・鹿児島市長が「祭りで鹿児島の魅力と元気を全国に発信したい」とあいさつ。57回目を迎える本場、鹿児島市の「おはら祭」は11月2〜3日に開かれる。毎年約2万人の踊り手が参加する。