渋谷区観光協会は10日、渋谷の魅力を地図上に展開し「音」で伝えるSoundMap Shibuyaの提供を開始したと発表した
一般財団法人渋谷区観光協会(所在地:渋谷区、代表理事:金山淳吾)は、マーケティング事業を展開する株式会社DGマーケティングデザイン(本社:東京都目黒区、代表取締役社長:岩井 直彦)と株式会社ジュニ(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:岡村 雅宏)が取り組む、渋谷区の観光情報を独自のサウンドコンテンツとともに楽しめるSoundMap Shibuya ( HP https://shibuya-tour.sound-map.jp/ )への監修協力をし、2020年7月より提供を開始したことをお知らせいたします。
ユーザーは、海外などの遠隔地から地図を表示して明治神宮散策を行いながら、各スポットの案内を音声で体験していただくことが可能です。これにより、リモートでの観光体験を促しその魅力を広く伝えることで、アフターコロナの中での来街者・旅行者の増加、観光産業の盛り上げを目指しています。
「SoundMap」はDG Lab※1 が開発したWeb AR技術を活用し、地図上の位置情報とWeb AR技術が一体となったアプリレスでの「音のAR体験」を提供するプログラムです。Webサイトにアクセスしたユーザーに対し、各スポットの位置情報をもとに、その場所のためにつくられた音声コンテンツを提供します。この「SoundMap」の技術を利用して今回リリースした「SoundMap Shibuya」では、渋谷区の観光情報を日本語と英語の2ヶ国語で提供します。
現地で、また、遠隔地でサウンドと一緒に観光を楽しむことができる当コンテンツは、渋谷区に関わらず観光産業への課題を抱える各自治体への提供も予定しており、国内でのさまざまな観光地からの利用と情報発信を目指しています。
【一般財団法人渋谷区観光協会 代表理事 金山淳吾よりメッセージ】
地域の観光資源をより深く、楽しんでもらうための観光ソリューションとしての音声AR技術に、非常に大きな可能性を感じています。
外国人観光客だけでなく、視覚障害を持った方や、介助者の方がガイドツールとして活用し、多様な都心の魅力や歴史にふれ、渋谷区をもっともっと好きになってもらえることを願っています。
※1 DG Labについて
株式会社デジタルガレージ(東証一部 4819、本社:東京都渋谷区、代表取締役 兼 社長執行役員グループCEO:林 郁)、株式会社カカクコム(東証一部 2371、本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:畑 彰之介)、KDDI株式会社(東証⼀部9433、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:髙橋 誠)が共同で運営するオープンイノベーション型研究開発組織。
https://www.dglab.com/