NECビッグローブは2日、運営する温泉旅行情報サイト「BIGLOBE温泉」での人気投票などを基に決めた「みんなで選ぶ温泉大賞2009」を発表した。温泉宿大賞では質の高いもてなしで票を集めた加賀屋(石川・和倉温泉)が、温泉地大賞では風呂や泉質で票を集めた草津温泉(群馬)が1位となった。
加賀屋は、7割近い人が「おもてなし」を投票理由に挙げたほか、従業員サービスの質の高さが評価された。2位には雰囲気の良さはじめ、さまざまな要素でバランスよく票を集めた富士屋ホテル(神奈川・箱根宮ノ下)、3位には風呂と泉質が支持された第一滝本館(北海道・登別温泉)がランクインした。
温泉地大賞1位の草津温泉は風呂と泉質、特に湯畑や硫黄のにおいで人気を集めた。2位は雰囲気が支持された湯布院温泉(大分県)、3位は「金泉・銀泉」が人気の有馬温泉(兵庫県)となった。
昨年12月8日〜今年1月13日に同サイト上で行った人気投票と、同サイトでの各温泉宿の予約金額データやアクセス数、口コミの件数などから選んだ。ユーザー投票では、温泉宿、温泉地を3カ所ずつと、「風呂・泉質」「料理」「おもてなし・サービス」「部屋・設備」などの項目から選定理由を挙げてもらった。回答数は1万6332人。