日本交通(東京都千代田区)はこのほど、アクセサリーコンセントを設置した、トヨタ「JPN TAXI(ジャパンタクシー)」改良車=写真=の導入を始めた。年内に145台を導入予定。コンセント付きのタクシーを導入することで、災害時での電源供給を可能にした。
今回導入したJPN TAXIは、一部を改良して今年5月から販売が始まったモデルで、停電などの非常時に給電が可能なアクセサリーコンセント(AC100V・1500W/コンセント1個)をオプション設定できるというもの。
同社では、アクセサリーコンセントを付けた改良車を9月度に81台を導入。12月末までにはさらに64台導入する予定だ。
「給電装備を備え、災害時、緊急時の電力不足時において早急な電力供給を可能とした。社会インフラ機能をさらに高め、安全、安心な社会づくりにつなげる」と同社。