日本旅行はこのほど、夏休みの旅行動向を同社のツアー予約状況などからまとめた。国内旅行ではデスティネーションキャンペーン(DC)中の熊本県や、涼を求める人々でにぎわう群馬県などが人気という。
前年同期比で人気が上昇している都道府県別ランキング(宿泊数が少ない都道府県は除外)は、1位熊本、2位群馬、3位福岡、4位大阪、5位愛知。熊本は貸し切り専用列車などDCに合わせた特別企画が好評のほか、熊本市内、黒川、人吉などの温泉地も人気。
群馬は夏でも最高気温が25度に満たない草津温泉の人気が復活。福岡は新しい元号令和ゆかりの地、坂本八幡宮が話題になっている。
都道府県別の宿泊者数ランキングは、1位沖縄、(前年1位)2位北海道(同5位)、3位東京(同2位)、4位大阪(同4位)、5位千葉(同3位)―の順。前年の5位から2位に上昇した北海道は、知床での長期滞在などが人気だ。