熊本県観光連盟はこのほど、「こどもガイド養成講座」をスタートした。熊本の魅力を地元の子どもたちが案内する「くまもとこどもガイド(通称・くまスタ)」を養成するのが目的。県観光ボランティアガイド連絡協議会と連携して実施した。
講座は3日間で、観光地の見学や、資料館などで講義を受けたりするほか、紙粘土のくまモン作りを行う。子どもたちの作ったくまモンは、道の駅のカウンターや案内所など観光客の目にとまるところに設置される。
受講した子どもたちには、講座修了日に県のマスコットキャラクター、くまモンから「修了証」と「くまスタ」オリジナルバッジなどが手渡される。
くまスタという言葉には、(1)くまもとを「スタスタ」と案内(2)くまもとを「マスター」(3)スターのように輝きますように──の3つの意味が込められている。
観光客をガイドする際には、そろいのキャップとネームカードを着用する。
同講座は8月中旬から山都町で、8月下旬から9月上旬は和水町で実施。以後、南阿蘇エリアや山鹿エリア、熊本市エリア(こども英語ガイド)での実施も検討されている。
山都町の講習では、熊本の石橋の文化や通潤橋ついて現地で学んだ。