熊本県、スイカ通じ魅力PR 夏に交流大会も


ムスブ店内を熊本スイカ一色に(右が清田副所長、左は窪田執行役員)

 熊本市は、結婚式場の運営やイベント企画を手掛ける八芳園と組み、出荷量日本一を誇るスイカを首都圏に向けアピールした。5月24~27日は八芳園のショールーム「MuSuBu(ムスブ)」(東京・白金台)、30~31日はKITTE(同・丸の内)で「県産春スイカフェア」を開催。27日には熊本県の営業部長兼しあわせ部長のくまモンが来店、盛り上げた。

 ムスブは地域の魅力発信の拠点として2020年8月に開設。これまで自治体や企業などと100以上のイベントを開催してきた。

 八芳園は、同市の認知度やイメージ向上、熊本ファンおよび交流・関係人口の増加を目指し、年間を通じて熊本の魅力を都内から発信するさまざまな取り組みを行うことを決め、第1弾として熊本スイカに目を付けた。

 24日、ムスブで「熊本市×八芳園 地域活性化プロジェクト説明会」を開催。それによると、ムスブやKITTEでは、春スイカ「ブラックジャック」のゼリー(400円)やパフェ(850円)、スムージー(600円)のほか、郷土料理「太平燕(タイピーエン)」などを提供。27、28日にはスイカ割りやいきなり団子を作るワークショップも開いた。

 また、今夏には首都圏における熊本ネットワークの強化、関係人口の創出を目指し、八芳園で「熊本大交流会2023」(仮称)を開催する予定だ。

 八芳園の窪田理恵子執行役員は「熊本には多くの魅力的な商品がある。食を中心に、上質な熊本の魅力を発信していきたい」、県東京事務所の清田圭一副所長は「春スイカを通して、熊本の魅力を知っていただき、足を運んでもらいたい」と抱負を述べた。


ムスブ店内を熊本スイカ一色に(右が清田副所長、左は窪田執行役員)

 
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