熊本県 は3月31日、「くまモンランド化構想」の推進により、2022年のくまモン利用商品の年間売上高1590億円を達成したと発表した。
※ 今回調査分は最終小売価格(推計)の合計額となります。
※ 「県許諾」とは、日本国内での利用及び海外利用のうち、①熊本県内に本店(本社)がある企業の商品、若しくは②熊本県内で製造された商品で、熊本県内から輸出される商品について、くまモン利用許諾事務局で許諾したもの。
※ 「ADK許諾」とは、海外での利用について、(株)ADKエモーションズが許諾したもの。
- 【調査結果の概要】
■国内は、昨年より売上高が77億88万円増加し、海外は33億924万円減少しました。
・国内利用:1,479億6,295万円 → 1,556億6,383万円
・海外利用: 66億9,597万円 → 33億8,673万円
■調査期間中、業種により、コロナ禍による売上減少と行動規制緩和による売上増加の両方が入り混じっていましたが、行動規制緩和により観光需要が増えたこと、「くまモンランド化構想」の推進により、くまモンの全国的な露出が拡大したことなどにより、国内を中心に売上が伸びたものと思われます。
- 【くまモンランド化構想とは】
熊本県全体がくまモンの魅力あふれる場所となり、世界中からヒト、モノ、企業(ビジネスの活性化)が集まる地域となることを目指すものです。くまモンランドでは、4つのカテゴリーでくまモンを「知る」「観る」「楽しむ」「ふれあう」ことができます。
1.COMMUNITY(コミュニティ)
キーワードは、“つどう”
くまモンのあらゆる情報を集約しています。くまモンを愛するくまモンファンが集える場所を提供するとともに、くまモンにまつわる様々なコンテンツ群に触れることができます。
2.WORLD(ワールド)
キーワードは、“ひろがる”
くまモンの世界観を知り、体感できるスポットを紹介しています。
3.CONNECT(コネクト)
キーワードは、“つなぐ”
くまモンと直接会える、触れ合える場所、そして、くまモンとみなさま、地域をつなぐツールを知ることができます。
4.TOURS(ツアーズ)
キーワードは、“うごく”
くまモンをフックにしたモバイルツアーなど、まるで、くまモンと一緒に熊本県内を旅しているような体験ができます。
- 【くまモンランド化構想コンテンツ一部紹介】
◆バーチャルくまモンランド
熊本県とVEX(ベックス)は、Withコロナ社会にも対応したくまモンの共有空間の拡大を図るため、
いつでも、どこからでも、熊本県とくまモンの世界観を楽しめるコンテンツとして、
メタバース上にくまモンランド=熊本県を構築しました。
2023年1月から、香港・台湾・日本など、全世界で公開しています。
熊本城や水前寺成趣園、三角西港といった熊本を代表する観光地で、くまモンの世界観を体感できます。
https://kumamonland.vexmeta.io/ja
◆くまモンタウン人吉
「くまモンタウン人吉」が3月より、スタートしました。歴史・文化のストーリーが日本遺産の第一号として認定された人吉・球磨地域において、その強みである温泉・観光とくまモンを掛け合わせ、新たなコンテンツを創出することで、度重なる災害で厳しい状況に直面している人吉・球磨地域の活性化を図り、地域消費の増加を目指します。くまモンをイメージした部屋を提供する宿泊施設や、くまモンカラー(黒・白・赤)を使ったメニューの提供をする飲食店など、人吉市内の15事業者が「くまモンタウン人吉」参加事業者として19件の新たな商品プランを開発しました。
◆くまモン初のファンコミュニティ「くまモンFANS」
熊本県では、くまモンとくまモンファンのための初めてのファンコミュニティ「くまモンFANS(ファンズ)」を設立しました。
「くまモンFANS」は、くまモンにやって欲しいこと、くまモンにやってあげたいことなどの意見の集約、くまモンファン同士の交流を促進していくことで、今後のくまモンの活動を支える基盤となるものです。
また、3月11日(土)のくまモン誕生祭では、ファンコミュニティの最初の活動として、
会員限定のオフ会「第1回くまモンFANSサミット」を開催しました。「くまモンFANS」はHPから無料で入会できます。https://kumamon-land.jp/fans/
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