経済産業省はこのほど、特定サービス産業動態統計調査の今年7月分(確報)の結果を公表した。それによると、対個人サービス業の売上高は、遊園地・テーマパークなど7業種で前年同月比上昇、パチンコホールなど6業種で同低下した。
趣味・娯楽関連をみると、遊園地・テーマパークは367億9700万円で、前年同月比19.3%の大幅増。これで3カ月連続の増加となった。内訳をみると、食堂・売店売上高が同24.6%増加、入場料金・施設利用料金収入が同14.5%増加。入場者数は同16.7%増加した。このうち一般が同17.7%増加、団体が同6.2%増加。入場者ひとり当たり売上高は同2.2%増加した。
劇場・興行場、興行団は同6.6%増の220億7400万円。入場者数合計で同10.1%増加したが、ひとり当たり入場料収入は同3.8%減少した。
ゴルフ場は同2.3%増の102億7800万円。利用者数は同3.4%増加したが、ひとり当たり売上高は同1.1%減少した。
映画館は同0.8%増の127億8200万円。
このほかパチンコホールは同8.7%、ボウリング場は同7.8%、ゴルフ練習場は同6.9%、それぞれ減少した。