環境省は8日、2022年度の国立公園等資源整備事業費補助金「国立公園利用拠点滞在環境等上質化事業」の2次公募を開始した。募集するのは事業類型のうち、国立公園利用拠点計画策定支援事業について。応募の締め切りは7月29日。
国際観光旅客税を財源とした補助事業。国立公園における集団施設地区などの滞在環境の上質化につなげる。2次公募では、外部の専門家などを活用することで、地域協議会などによる国立公園利用拠点計画、または、自然公園法に規定する利用拠点整備改善計画の策定を支援する。
補助率は対象経費の2分の1以内。自然公園法に規定する利用拠点整備改善計画を策定する場合は3分の2以内。
今回の公募では、廃屋撤去、インバウンド対応機能強化、町並み改善、既存施設の観光資源化など、上質化の事業メニューは支援の対象外。
応募方法などは、事業の事務局を担う自然公園財団のウェブページ(https://www.bes.or.jp/nprs2022_joshitsu/)に掲載されている。