環境省は4日、温泉関連施策を総合的に推進するため、「温泉地保護利用推進室」を設置した。自然環境局の自然環境整備担当参事官の下に設ける。
同室は、(1)新たな温泉地支援政策の方向付け(2)温泉地に関連する既存施策の活用・拡充(3)人材育成(4)国際展開・情報発信—などを行う。
(2)については、国民保養温泉地の支援強化(新規指定、利用者ニーズにあった温泉地の紹介など)や自然公園内における施設整備の充実(ユニバーサルデザインの導入強化によるインバウンド対応)、温泉地におけるエコツーリズム、ジオツーリズムの推進などに取り組む。
また、(4)では温泉地へインバウンドを誘導するため、国際的な発信力の強化に努め、地域活性化を目指す。