環境省は6日、第9回「エコツーリズム大賞」に滋賀県高島市の針江生水の郷委員会を選んだと発表した。表彰式は26日、東京・霞が関の同省会議室で行う。
全国から57件の応募があり、審査委員(委員長・下村彰男東大大学院教授)による審査を行い、大賞のほか優秀賞3件、特別賞4件の計8件を選んだ。
大賞に選ばれた針江生水の郷委員会は、家々に湧き出る水と家々の間を流れる水路を組み合わせて利用する川端を中心に、地区を流れる針江大川や琵琶湖に至るまでさまざまな水との関わり、針江地区全体を「針江里山水博物館」として紹介している。
それに加えて、まちづくり委員会の一員として地域活性化に関わり、身近な自然環境の保全を促す機会づくりに積極的に取り組んでいることが評価された。