産業再生機構は8日、栃木県鬼怒川温泉で最大手の「あさやホテル」(八木澤哲男社長)、塩原温泉の「田中屋」(田中三郎社長)、日光の「金精」(大類隆男社長)の3社の支援を決定、来年3月までに既報の通りに県内の温泉旅館を追加支援する方針を明らかにした。これでさきに支援決定した「ホテル四季彩」(日光)を加えて、温泉旅館の一括再生のために機構が出資母体となる業務委託会社を来月までに立ち上げることになった。3社とも全役員が経営責任をとり退任する。八木澤社長は、鬼怒川・川治温泉旅館協同組合理事長も辞任するが、業務責任者である「執行役員」という立場で残ることになった。
第38回「にっぽんの温泉100選」発表!(2024年12月16日号発表)
- 1位草津、2位道後、3位下呂