経産大臣賞は長野県諏訪市に
全国産業観光推進協議会(須田寛会長=JR東海顧問)と日本観光振興協会(山西健一郎会長)は1月31日、第14回「産業観光まちづくり大賞」の受賞団体を発表した。金賞は石川県小松市の「こまつものづくり未来塾実行委員会・小松市にぎわい交流部観光交流課」(産業観光都市・小松の魅力発信へ~GENBAモノヅクリエキスポ・サロンで産業活性化!~)が受賞した。
今回は13団体から応募があり、審査委員会(委員長、福川伸次・東洋大総長)で7団体の受賞を決めた。
小松市では、2020年に九谷焼関係事業者に特化したオープンファクトリー「GENBA(原場)プロジェクト」が立ち上がるが、21年には九谷焼産業以外の事業者も参画して「こまつものづくり未来塾」として始動することとなった。
また、市でも観光で稼ぐための新たなコンテンツとして、オープンファクトリーイベント「GENBAモノヅクリエキスポ」を開催。金沢や加賀温泉にはない「産業観光都市・小松」をアピールしていることが評価された。
例えば、同エキスポの体験プログラムは「ここにしかない、GENBAの知恵や技術を魅せる唯一の日」をコンセプトに、さまざまな工場や工房の見学と、実際にプロの手ほどきを受けられるワークショップ型の体験を用意している。
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