秋田県横手市増田町の増田ふれあいプラザで06年12月3日、県内の伝統的盆踊りを保存継承する5団体が集い、初めて情報交換を図る「秋田盆おどりサミットin増田」が開かれ、盆踊りのほか、基調講演やパネルディスカッションを行った。
このイベントは増田盆おどり保存会が企画し、増田町観光協会と共催。約500人の観客が特色のある5つの盆踊りを鑑賞した。
参加した5団体は、横田市の「増田盆おどり保存会」、「横手市民盆おどり」、「山内相野々盆おどり」と鹿角市の「毛馬内の盆おどり」、羽後町の「西馬音内盆おどり」。
基調講演では、「越中おわら風の盆」で知られる富山市・越中八尾観光協会の布谷博之事務局長が、「21世紀における伝統芸能の保存継承の在り方について」と題し、風の盆の取り組みを紹介した。
盆踊り保存会や市関係者らが最後に、パネルディスカッションを行い、「伝統芸能をまちづくりにつなげて」のテーマで意見交換をした。
5つの盆踊りを観客に披露