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国土交通省によれば、3月3日に「海上運送法等の一部を改正する法律案」が閣議決定された。2022年4月23日に発生した知床遊覧船事故を受け、同様の事故の再発防止と安定的な国際海上輸送の確保をはかるためのもの。このうち旅客船に対する規制については、事業許可に関する更新制度の導入や、罰則の強化などが盛り込まれている。
具体的には、事業者の安全管理体制の強化として、遊覧船のような小型船舶のみを利用する旅客不定期航路事業に対し、許可を更新制にする。加えて安全統括管理者・運航管理者に関する資格者証制度・試験制度を創設。不適格なものの参入防止をはかり、海上タクシーのような事業参入が事前届出となっている人を運ぶ船舶運航事業については登録制を導入する。
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