オリジナル化粧品を配布
神奈川大学(横浜市神奈川区)は、横浜ロイヤルパークホテル(同西区)、横浜ベイシェラトンホテル&タワーズ(同)、ザ・キャピトルホテル東急(東京都千代田区)と、SDGs(持続可能な開発目標)への取り組みについて連携すると発表した。取り組みの第1弾として、同校が研究、開発した人と環境に優しい化粧品「PROUD BLUE」=写真=を各施設に配布している。
同製品は、これまで不可能とされていた水と油の融合を、神奈川大学の特許技術である「三相乳化技術」により実現した界面活性剤フリーの化粧品。水分を多く含んだ親水性ナノ粒子が油滴の周りを覆うことで高い保湿力を保ち、また肌への刺激になる成分を極力使用しないことが大きな特徴だ。今回、同校はモイスチュアローションとUVジェル、ハンドクリームなどを前述の3施設に数量限定で無償提供する。「各ホテルのゲストの皆さまに、規模は小さくとも『持続可能なより良い社会』への貢献につながる理解と体験をいただくことで、日常生活の中で身近にSDGsを考えるきっかけを提供したい」と同校。
神奈川大学は、2019年4月に国連で採択されたSDGsの達成に向けた研究、教育を推進するために、「SDGsへの神奈川大学のコミットメント」を表明している。