神戸の冬を彩る光の祭典、第15回「神戸ルミナリエ」(主催・神戸ルミナリエ組織委員会)が12月3日から12日間、神戸市の旧外国人居留地などで開催されることが決まった。
神戸ルミナリエは、阪神・淡路大震災が起きた95年12月に初めて開催された。震災の記憶を後生に語り継ぐとともに、神戸の希望を象徴する行事で、毎年数百万人の来場者が訪れる。光の彫刻を楽しむことができるイベントで、神戸の冬の風物詩として定着している。
近年は、資金難で継続開催が難しくなってきていたが、昨年の開催においては企業からの協賛金や来場者からの「1人100円募金」などの協力により、単年度の収支均衡を確保できる見込みとなった。昨年の企業協賛金は、前回に比べ1.2%減の約300万円、個人募金は、会場募金の約7700万円を含む約8300万円だった。
同委員会では、引き続き募金を募集している。募金の振込先は、三井住友銀行神戸営業部(口座番号7945765)、みなと銀行本店営業部(同1583423)、神戸信用金庫本店営業部(同0567293)。口座名義はいずれも「ルミナリエ募金」。