精進料理テーマに6品のメニューを提供
福井県は2月27日からゴディバジャパンが昨年11月に東京駅で開業した「GODIVA cafe Tokyo(ゴディバカフェ東京)」で、同県の産品を使用した特別メニュー6品を提供している。曹洞宗の大本山永平寺の「禅」の精進料理文化がテーマ。3月21日まで。
特別メニューの提供は同社のジェローム・シュシャン社長が禅の心「ZEN」に引かれ、38年前に心の修行を目的として学生時代に永平寺に訪れた縁がきっかけ。その縁を紡ぐ形で実現した。
メニューは、ゴディバカフェのフードメニューをビーガンスタイルにアレンジ。同県の食材や、加工品を試した中から、後味で何がチョコレートと合うか、カカオの材料を入れるのかなどを検討した上で、新たに開発した。
メニューは、(1)とみつ金時と羽二重餅のスイートポタージュ(250円)(2)ヴィーガンチョップドサラダ 黄金の梅ドレッシング(280円)(3)九頭竜まいたけと青豆豆乳のシチュー(680円)(4)宗近蕎麦(そば)のビーガンサラダヌードル(620円)(5)玄米アンパンワッフルwith GODIVAチョコレート(280円)(6)エルダーフラワーウメネード(530円)―の6品。
シュシャン社長は「自分の気分が上がり、福井の良さも出る料理を用意した。さっぱりとしたビーガンサラダには、後味のチョコの甘さがとても合う。お客さまにハッピーを届けたい」と話す。今後については「福井の越前塗りなどモノづくりや伝統と季節に合うパッケージ制作などでコラボレーションをしてみたい」とさらなる連携に意欲を示した。
メニュー(イメージ)