福井県は15日、2024年に予定されている北陸新幹線の敦賀への延伸開業に向けての取り組みを紹介する「『福井の食』メディアミーティングinTOKYO」を東京都港区の赤坂スターゲートプラザで開いた=写真。
県交流文化部の長谷川慎司課長は「まじめにモノづくりを行う県民性があり、食文化や伝統工芸が多く残っている。丁寧に育てられたものを生かし、ファンづくりを進める」と魅力を紹介。
笠島亘弘参事は、福井ならではの食や今後の取り組みを説明。ブランド化を進める食材として「越前ガニ」「越前そば」「敦賀昆布」「若狭ぐじ」などを挙げ、食ブランドに関する新たな取り組みとして、(1)食を担う人づくり(2)食の商材づくり(3)食を楽しむ場づくり―を進め、プロモーション展開を行う方針を示した。
また、ゴディバのジェローム・シュシャンCEOがゲストスピーチをし、「北陸新幹線の延伸は食や禅など文化を体験してもらえる契機となる」と述べ、チョコレートと合う食材として越前そばを挙げた。