福井県池田町は、13年ぶりに観光パンフレットを刷新した。さらにビジュアルブック・欧米向けパンフレットも発行した。
【福井県池田町観光ガイドブック「池田のきほん」・ガイドマップ「いけだをぐるり」】
平成17年に初版が制作された前の観光ガイドブック「池田ごよみ」は、毎年増版時に内容の見直しを行ってきましたが、「おもちゃハウスこどもと木」や「ツリーピクニックアドベンチャーいけだ」などの新たな集客施設ができたことに伴い、全体のバランスが崩れてきたこと、また、ビジュアルブックの要素が強く、パンフレットとしては実用性に欠けることなどから、今回、フルリニューアルし福井県池田町観光ガイドブック「池田のきほん」が完成しました。
「池田のきほん」は、「池田ごよみ」初版から続く「あたりまえがふつうにあるまち」と近年の「木望のまち」という2つの池田町のまちづくりコンセプトを盛り込みながら、家に帰っても池田町を思い出せるような、もう一度行きたくなるような内容を盛り込んでいます。
合わせて、観光ガイドマップもフルリニューアル。マップだけあれば池田町を観光できる内容になっています。
<制作:合同会社TSUGI>
【ビジュアルブック+おくるみマップ、英語版パンフレット、英語版観光サイト】
国内外問わず、多くの観光客の方を引き付けるため、ビジュアルブックを制作するとともに、英語版のパンフレットと観光サイトを初めて制作しました。
ビジュアルブックは、サイズが小さいため(A5サイズ)、パンフレットラックに埋もれる心配もあることから、小さいパンフレットに対応できないラックの場合にビジュアルブックを大きく包む「おくるみマップ」も制作しました。
「おくるみマップ」は、環境負荷の少ないストーンペーパーでできており、水や汚れに強く、破れにくいため、旅の途中で雨が降ってきたときの雨除けやピクニックシートの代わりに使うこともできるので、旅人の便利アイテムとしても使っていただけます。
英語のパンフレットは、できる限り余計なものをそぎ落としたデザインとなっており、折り紙をほうふつとさせる折り方で日本らしさを演出しています。
また、英語の観光サイトは、パンフレットの内容を補完するものとなっています。
https://e-ikeda-e.jp/en/
これらの制作には、10年以上にわたって池田町に通い写真を撮影している写真家、阿部伸治氏にプロデュースと制作チームの選定を依頼しました。
<写真と言葉:阿部伸治氏、ライター:峯田亜季、デザイン:大谷直子、翻訳とインバウンド監修:株式会社スケープス、印刷:福永紙工株式会社、WEB構築:株式会社タガタメ>